ALLDAY 2014 AUTUMN REVIEW
 DATE : October 02, 2014

tournament


ALLDAY2014AUTUMN見所をチェック!

5月以来2014年2度目の開催となる「32th ALLDAY」。30thのチャンピオンにして前回の準優勝チーム千葉・柏「勉族」こそ不出場ではあるものの、全国津々浦々、様々な地域から強豪チームが大挙エントリーし、選考にかなりの時間を費やしてしまったほど個性豊かなチームが出揃った。事務局調べによれば、過去最高レベルと目される今大会。トーナメントの左下、Dブロックに前回の優勝チーム「PRODIGY」がスーパーシードとして鎮座し、それ以外の7枠を巡る熾烈な戦いが予想される10月4日(土)の見どころと予想を独断と偏見でしたためる。

Aブロック

最初のブロックでシード枠に収まったのは、前回ベスト8で「PRODIGY」に敗れた「平塚CONNECTIONS」。ストリートボールリーグ「SOMECITY」のレギュラーチームであり、過去ALLDAY王者も経験している”平塚の雄”が、第4シード扱いでトーナメント二回戦より登場する。対抗馬として逆端に入ったのが、3対3の新しいプロリーグとして注目される「3x3 PREMIER.EXE」初代王者の「DIME」。bjリーガーなども所属した3x3とはメンバー構成の変更があると予想されるが、そのバスケ人脈はかなりのもの。どのようなメンバーが召集されるのか注目である。その他新興チームの中では、同じく3x3 PREMIERプレイヤーが率いる「BRM」にも注目。平塚が本命ながら上位拮抗のブロックである。

Bブロック

続くBブロックのシードチームは苦節5年、前大会で初のベスト8に進出した「TOKYO BEAST」。様々なシーンにおいて個々人の活躍が目につくが、今年は5対5のチームとしても仕上がって来た。しかしながらこのブロックの注目は、こちらは逆に初のベスト8落ち、ALLDAY史上初めてシード権を失った「UNDERDOG」だろう。前大会では3x3の世界大会などもあり、ベストメンバーと呼べないチーム構成であったコトは事実。しかしALLDAYでも一時代を築いた”王者”の予選敗退はショッキングな出来事であった。とは言え、12分1本の予選でアップセットがまま起こるのがALLDAYの恐ろしくも面白いところ。「TOKYO BEAST」vs「UNDERDOG」が一応の本筋の予想ではあるが、ブロックに潜むどのチームが彼らを捲り上げても、全く不思議はない。

Cブロック

トーナメント左側最後の予選ブロックは「420」がシード枠。前大会はベスト16止まりながら、優勝した「PRODIGY」に最後まで食い下がったゲームが評価されたカタチでのシード選出。当然このブロックの本命であり、今回はベスト8で「PRODIGY」にリベンジしたい。これに対するは、30thの準優勝チームでありながら、前大会で初戦敗退を喫し、「UNDERDOG」同様シード権を失った「SIMON」か。ストリートボールリーグ「SOMECITY TOKYO」の1stシーズンを制するなど、シーンにおける現在のイキオイなら「420」よりむしろこっち。それ以外にもALLDAYの常連「四次元ポケット」や新規チームが虎視眈々と「420」の首を狙う激戦ブロック。予断を許さない混戦のブロックとなった。

Dブロック

前大会で初出場ながら初優勝を飾り、センセーショナルな登場となった「PRODIGY」がスーパーシードの予選免除で登場。5月は様々なカテゴリのプロ選手が顔を揃えたが、プロシーズンもスタートする今大会はメンバーの入れ替わり必至。しかしそのバスケネットワークを考えれば、戦力ダウンを心配するより、むしろ新戦力への楽しみの方が大きい。ALLDAY CHAMPION SHOESを履いて出場する今大会はもちろん優勝候補の筆頭。連覇がそう簡単ではないコトはALLDAYの歴史が物語っているが、その偉業を達成したアカツキには「PRODIGY」による新たなる時代の幕開けとなる。

Eブロック

折り返してトーナメント右側、Eブロックのシードには、もはやALLDAYの安定上位勢力、横須賀ベースが誇る「TEAM Yokosuka」が登場。そのサイズや体格もさることながら、何よりALLDAYへのモチベーションが高いのが彼らの原動力。3大会ぶりの優勝へ向け予断も油断もなく邁進する。このブロックの見どころはひとえに、そんな「TEAM Yokosuka」の突進を日本人チームが止められるか?という点。そういう意味では、ALLDAYの10年選手「びゃっこたい。」を筆頭に、さしづめ”ALLDAYひな壇芸人(失礼)”ばりの常連チームがズラリと顔を揃える中で、”未知の魅力”として期待されるのが、横須賀の逆サイドに抜擢された福岡「JEIDZ」である。わざわざ福岡から上京するのだからそのモチベーションに疑いナシ。「TEAM Yokosuka」大大大本命ながら、日本のありとあらゆるバスケシーンに選手を輩出し続ける国内有数のバスケ都市・福岡からの刺客に一票。というブロック予想である。

Fブロック

続くFブロックにはFが登場。そう、東京が、ひいては日本のストリートボールシーンが誇る「F'SQUAD」である。ここ2大会はベスト8止まりだが、常に観客を魅了し続けるそのプレイスタイルと哲学は健在。更なる上位進出はもちろん、頂点に立つコトを常に期待したい。そんなFブロックの対抗予想は大阪の2チーム。上位評価は”大阪オールスター”、ALLDAYベスト4の経験もある「FIGHTCLUB OSAKA」だが、「SOMECITY OSAKA」のレギュラーチーム「SAFARI」もALLDAY初参戦。まずは参加チームのレイティングをランキング化し、それを規則的にトーナメント表に落とし込むALLDAYにおいて、大阪勢が同じブロックの同じ山に入ったコトは偶然の産物ではあるが、まずは大阪の代表を決め、そして東京に挑む。実にわかりやすい構造である。ちなみにこのブロックに参戦する「Tokyo63」に関してはチーム紹介文によると、「茨城、栃木、千葉の下剋上集団が東京の地で真骨頂を魅せます!」とのコトなのでアシカラズww。

Gブロック

Gブロックのシードチームは「Sunday Crew」。アイザック・ソジャナーが率いたALLDAY黎明期には”絶対王者”として君臨したが、ここ最近はベスト8の常連。昔を知るオールドファンにとっては寂しい限りである。対する逆端はこれまたALLDAY初期から参戦し続ける横浜「TEAM-S」。前大会はベスト16止まりとシード権を失った今回。ALLDAYの創世を知るものにとって、「Sunday Crew」は絶対王者で、「TEAM-S」はシルバーコレクターだった。何度も何度もこの2チームがFINALで覇を競ったのである。そうやって様々なチームがこの2チームに挑み、研鑽し、そうして紡がれた歴史と現在のシーンがあるのである。懐古的なコトを言っても仕方がないが、このブロックの見どころはその”古豪”達が復権なるか?或いはその”パイセン”達を踏み台にシーンに飛び出すアップカマーがいるのか?前者でも後者でも大歓迎。激戦のブロックである。

Hブロック

まさにアップカマーとして前大会ベスト4進出。トーナメント4角の一角を担うコトになった駒沢「CRAYON」が最後のシードとして登場。そうは言っても「CRAYON」はぽっと出のチームではない。元々「駒沢ROCKERS」に憧れたキッズ達が結成したチームであり、かなり前から「S.H.U」あたりと並ぶ若手チームとしてALLDAYに揉まれ続けて来た。おそらくALLDAYだけで言えば勝利数よりも負け数の方が多いかも知れないぐらいである。それが突然の覚醒。並み居るチャンピオン経験チームを連続で撃破したのだから、それは衝撃であると同時に、歓迎すべき新しい時代の胎動であった。そしてそれがフロックだったのかどうかを証明するのが、4角の一角で迎える今大会である。対抗馬として逆端に据えられたのは、初参戦の米軍チーム「GOON SQUAD」。それ以外にも強豪「Global Crowns」や振興チームがひしめくブロックにおいて、「CRAYON」を本命と呼ぶにはまだ少し心許ないが、ここを突破するコトは彼らの時代のための必要条件である。

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