REPORT

ALLDAY 2011 SUMMER 個人アワード
 DATE : August 25, 2011

MVP

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ELBOW (Team Yokosuka #4)

ファーストブレイク、そしてローポスト・ブロックからの大きなステップインで得点を量産。彼が1分1秒たりとも110%を出していない、と思わせる瞬間はなかった。 今大会、誰よりもコート上を走りまわったハードワーカー。



Best Defensive Player

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WHITE NINJA (First Step#12)

元bjリーガーの211cmの身長から繰り出されるブロックショットは脅威で、ブロックにならずともその存在だけで相手チームのショット成功率を低くした。



Best Dunker

ALLDAY 2011 SUMMER Day2

WIZAK (Proline #3)

驚異的なジャンプ力で何本ものダンクをぶちこんだ。予選でも彼の試合は多くの観衆を集め、その期待に応えるダンクを披露。ニックネームを募集中とのことだったので、個人的には、スプリングのようなバネと間欠泉が吹き出るかのような爆発的なジャンプをかけて“HOT SPRINGS”と呼びたい。



Best Handle

該当者なし。


Best Slasher

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OGT(F Squad #10)

まさに“Slasher”という言葉を体現し、ドライブで観衆を沸かせていた選手。ROCKERS、YOKOSUKAという屈強なインサイド陣を相手に怖がらずリングへ向かっていき、しっかり決めていた。



Dime Dropper

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TAKU (Team-S #3)

ナイスアシストのことをスラングで“Drop a dime”と言います。 予選で値千金のブザービーターを決めたTAKUは、本選では好アシストを連発。視野の広さ、そしてディフェンスを引きつける絶妙のタイミングは流石。



The Beast

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BLOCK1 (Team YOKOSUKA #6)

TEAM YOKOSUKA優勝の陰の立役者。冷静なポイント・フォワードは、要所でリバウンドを奪い、ペイント内でも力強く決めていた。TEAM YOKOSUKAは全員が“The Beast”に値していた。ポジションに関係なく全員が常にリバウンド、ルーズボールに絡み、あきらめず何度も飛ぶ。そんなチームが優勝し、改めてリバウンドやルーズボールが大事だと認識させられた。



Best Coach

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Z (Team Yokosuka)

今回の大会ほどスカウティングの成否が勝敗に直結した大会も珍しい。予選、前試合に得点源であったF Squadのガード、K-TAに2メートルを裕に超えるビッグマンをつかせ、また抜かれてもすぐヘルプに行かせ、封じていた。また、常に冷静でレフリーとのコミュニケーションも紳士的だった。




TEXT : JIRO


ALLDAY 2011 SUMMER 予選トーナメントPHOTOS

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ALLDAY 2011 SUMMER TEXT REPORT
 DATE : August 24, 2011

国内のストリートボール・シーンにおいて2005年よりこれまでの6年間、レギュラーのストリートボールをキープし、過去24大会以上の実績を誇る5ON5ストリートボールのオープントーナメントALLDAY。2011年となり“ALLDAY 2011-2012 ”というシーズン制を新たに導入したALLDAYの初回は、去る8月13日(土)~14日(日)に代々木公園バスケットボールコートにて、“ ALLDAY 2011 SUMMER ”と銘打たれ開催された。“ ALLDAY 2011-2012 ”は、この“ ALLDAY 2011 SUMMER ”を含めた2回のオープントーナメントを開催したのち、両トーナメントの上位チームを招待したチャンピオンシップを2012年春に開催し、年間のALLDAYチャンピオンチームを決定することとなる。さらには“ NIKE BASKETBALL ”に加え、あの“ JORDAN BRAND ”によるサポートも決定し、満を持して新章に突入したALLDAYのストリートボール。「ABOVE & BEYOND」というコピーの通り、かつてを上回るストリートボールを目指す“ ALLDAY 2011-2012 ”の皮切りとなった“ ALLDAY 2011 SUMMER ”レポートのスタート。


過去最高にハイレベルであったプレ・トーナメント

ALLDAY 2011 SUMMER Day1

8月13日(土)に開催された“ ALLDAY 2011-2012 ”のプレ・トーナメントには42チームがエントリー。6チームずつの各ブロック予選を勝ち抜いたA~Gブロックの勝者が翌日、14日(日)のファイナル・トーナメントに出場し、前回大会チャンピオンチームである平塚Connectionsを加えたベスト8トーナメントによって“ ALLDAY 2011 SUMMER ”の王者を決定する。今回のプレ・トーナメントで特筆すべきは、結果的には順当な勝ち上がり結果だったものの、かつてのALLDAYチャンピオンからファイナル・トーナメントの常連までが、この予選に全力で挑まなければならないほどトーナメントのレベルが高騰している点にあった。いわゆるローカルボーラーも日進月歩実力をつけてきていることはもちろんのこと、米軍基地チームなど外国人プレイヤーも回を重ねる毎にエントリーは増える一方であり、さらには大学生プレイヤーやクラブチームの強豪から関東実業団プレイヤーなど、かつてのALLDAYに比べ、幅広いカテゴリからの参戦が関東のみならず県外の主要都市からも積極的に起きていることはALLDAYにとって非常に喜ばしいことであり、ひいては国内最大のストリートボール・トーナメントと呼ばれる所以である。


プレ・トーナメント突破の7チーム

ALLDAY 2011 SUMMER Day1

拮抗したレベルに炎天下という過酷な状況下で今回の“ ALLDAY 2011 SUMMER ”のプレ・トーナメントを勝ち抜いた各ブロックの勝者は、AブロックからはストリートボールリーグSOMECITYで知られる東京ファンタスティックストリートボールなF'SQUAD、Bブロックからは日本のストリートボールの元祖であり、東京アンダーグラウンド・バスケットボールの重鎮であるKOMAZAWA ROCKERS、Cブロックからは横須賀が中心となって各米軍基地チームのグッドプレイヤーを集めたTeam Yokosuka、Dブロックからは歴代最多のALLDAYチャンピオンタイトルを獲得しているS.C.misfits(Sunday Crew)、Eブロックからは名古屋最強のストリートボールとして知られるPROLINE、Eブロックからは今大会最大の211cmのビッグマンを擁するFirst Step、そしてGブロックより横濱ストリートボールの大軍団Team-S、それぞれが翌日のファイナル・トーナメントへの出場を決めた。


“ALLDAY 2011 SUMMER ”ファイナル・トーナメントのスタート

ALLDAY 2011 SUMMER Day2

翌14日(日)、“ ALLDAY 2011 SUMMER ”のファイナル・トーナメントこそがALLDAYのメイントーナメントである。NBAのスーパースターKobe Bryant選手に寄贈された観客スタンドに、東京・横浜を拠点に全国を駆け巡るレゲエ・セレクターASIAN-STAR氏が所有するレゲエサウンドシステムNOISE SOUND SYSTEMの登場、東京のクラブシーンが誇るDJ SAFARI & DJ KIXXX(MASTERPIECE SOUND)のDJプレイに、そして前日より引き続きのBUTCHER'S JERK GRILL(ジャークチキン)や東京ドック(ホットドック)などソウルフードのケータリングに渋谷No.1バスケットボールショップGALLERY・2の出店と、まさにALLDAYの名の通り、一日中代々木公園でさまざまな要素で構成されるストリートボールの世界観を体感出来るサマーパーティーであった“ ALLDAY 2011 SUMMER ”。当然、この“ ALLDAY 2011 SUMMER ”の目玉にはデッドシリアスなファイナル・トーナメントが鎮座しているのあるが、今回のファイナル・トーナメントはアップセットが連鎖するハプニングデイであった。


大きく予想が裏切られた1回戦

ALLDAY 2011 SUMMER Day2

GAME1では面子、サイズ共に日本人チームとしては優勝候補筆頭として注目されていたKOMAZAWA ROCKERSが、サイズに勝るF'SQUAD相手にまさかの敗戦を喫し、今回のファイナル・トーナメントは波乱によるスタートとなった。続くGAME2では、東京代々木最強の名をほしいままにしてきたS.C.misfits(Sunday Crew)がチームとしては初参戦であるTeam Yokosukaに13-17と惜敗し、ここでも古くからのALLDAYファンは衝撃を受けることとなった。GAME3、かつてのALLDAYチャンピオンでもある名古屋のPROLINEがさらなる補強を加え、その抜群の仕上がりから優勝候補との話題も尽きなかったものの、211cmのビッグマン#12ホワイトニンジャを中心としたFirst Stepに17-20と競り負け。そしてGAME4、前回大会のチャンピオンチーム平塚Connectionsですら、“ ALLDAY 2011 SUMMER ”の初戦にしてプレ・トーナメントから競ったゲームをものにし調子を上げてきた横濱のTeam-Sに24-32とゲームを落とし、早々にトーナメントから名を消した。


ベストゲームが続いたセミファイナル

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セミファイナルGAME1、F'SQUAD-Team Yokosukaの一戦。品行方正なプレイが評判の米軍基地チームであるが、このTeam Yokosukaもご多分に漏れずタイトなゲームコントロールに加え、さらには個々のスキルも高く、終止Team Yokosukaがリードした展開であった。それでも、F'SQUADは#7K-TAやOGTのスラッシュが冴え、あわや追いつける直前まで追い込んだ展開は、今回の“ ALLDAY 2011 SUMMER ”のベストな瞬間のひとつであった。結果は35-21、Team Yokosukaが初出場にして初のファイナルに進出。セミファイナルGAME2、こちらもサイズに勝る外国人と日本人のミックスチームFirst Stepを横濱Team-Sが追いかける展開に。ゾーンDFを敷き211cmのホワイトニンジャ#12を封じ込めようと細かいプレッシャーをかけ続けたTeam-Sであったが一歩及ばず、21-15でFirst Stepがファイナルへ。


“ALLDAY 2011 SUMMER ”チャンピオンが決定!!!

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Team YokosukaとFirst Stepによる“ ALLDAY 2011 SUMMER ”のファイナル。サイズに劣るTeam Yokosukaであったが、チーム力の利とフィジカルコンタクトの利を活かし、さらにはオールマイティーなプレイで今回のALLDAYを終止支配していたBLOCK1#6の存在が、結果24-17でTeam Yokosukaの初優勝を呼び込むこととなった。MVPには全ゲーム通じてロールプレイに徹し、チーム最高の得点数をあげたELBOW#4が受賞した。


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“ ALLDAY 2011-2012 ”の皮切りとなった今回の“ ALLDAY 2011 SUMMER ”は、アップセットの連続で誰もが予想出来ない結果となった。これこそがALLDAYが目指すさらなる進化のひとつであり、誰もが予想出来ないビッグなストリートボールに進化していく前兆である。次回の “ ALLDAY 2011-2012 ”のオープントーナメントは2012年春前半を予定。「ABOVE & BEYOND」なALLDAYの進化はまだまだ止まらない。


TEXT : MC MAMUSHI


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ALLDAY 2011 SUMMER PHOTOS
 DATE : August 19, 2011

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ALLDAY 2011 SUMMERトーナメント結果
 DATE : August 13, 2011

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24th ALLDAY Report by MC MAMUSHI
 DATE : September 24, 2010

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去る9/11~12@代々木プレイグラウンド。6年目に突入し、24回目の開催を迎えたデッドシリアス・ストリートボール・トーナメントALLDAY....

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23rd ALLDAY Report by MC MAMUSHI
 DATE : August 05, 2010

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ALLDAYが初開催から丸5年を迎え、さらには23回目の開催となった2010年夏。恒例の50チームトーナメントはもちろんのこと、定番化しつつあるガールズトーナメントCAT FIGHTも開催され....

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